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この度、JDP(公益財団法人日本デザイン振興会)とDMN(ダイヤモンド・デザインマネジメント・ネットワーク)機構では、「VIABLE DESIGN」をテーマにした全3回のケーススタディを開催することになりました。
これは、デザインジャーナリストの第一人者として活躍する川上典李子さんの提案によって実現するもので、デザイン、ビジネス、そして社会・環境をつなぐ指針になるコンセプト「VIABLE DESIGN」についての初めてのケーススタディ・セッションです。
「VIABLE」には「生存できる」といった生命的な意味から敷衍して、「存続できる」「実行可能な」といった意味があります。「VIABLE DESIGN」とは、字義からしても、たとえば「持続可能」と訳される「SUSTAINABLE」とくらべて、はるかに豊かなパワーを具えた概念です。
しかし、今回のセッションは、もっと直截的に、「今、企業はどのように生きるのか」「何を目的に、どのようにビジネスを展開するのか」「デザインは、何を、どのようにデザインするのか」といった今日的な問いに答えている実際の活動を取り上げ、ケーススタディしていこうと企図されました。
「デザインとは何か」という問いは、よく20世紀に発せられていた象徴的な問いでした。しかし2013年を迎えようとしている21世紀の今日、「何をデザインするのか」が問われています。人間社会の営みの現場で、今、誰が何をデザインしているのかを、新しい視点で見直すとき、未来が立ち現われてくるといえるでしょう。
川上典李子さんはこれまで、デザイン、ビジネス、社会・環境の領域で、それぞれ連続する場所、不連続な場所を、類まれなジャーナリストスピリッツをもって探索されてきました。その川上さんが、人びとが未来へジャンプするために、今、デザインは「VIABLE DESIGN」でなければならないと痛切に感じる、というのです。
このケーススタディ・セッションは、かならず皆さまのお仕事の指針としてお役に立つと考えております。全3回にわたる開催になりますが、ご参加お申し込みをお待ちしております。
開催概要・参加申込書(PDF)ダウンロード  




開催概要
ケーススタディの聞き手・解説者:
  川上典李子さん / ジャーナリスト、エディター

開催日程:
  2013年1月16日/1月29日/2月15日(全3回)

会 場:
  インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター (第1回、第3回)
  住所 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F TEL:03-6743-3779 地図参照

  ハーマンミラーストア (第2回)
  住所 東京都千代田区丸の内2-1-1 TEL:03-3201-1840 地図参照

参加費:1名 25,200円(税込)
  ※参加費には3回のセッション参加、『VIABLE DESIGNケースレポート』を含みます。
  ※1回のみのご参加の場合は10,500円(1名/税込)でご参加いただけます。

主 催:
  (株)ダイヤモンド社
  JDP-公益財団法人日本デザイン振興会

  事務局 DMN(ダイヤモンド・デザインマネジメント・ネットワーク機構)
  TEL: 03-5778-7231 e-mail: dmn@diamond.co.jp

ケーススタディ プログラム/スケジュール
ケーススタディ1 2013年1月16日(水)開催 17:00〜20:30(予定)
会場:インターナショナル・デザインリエゾンセンター

ゲスト 横山いくこ さん
エディションス・イン・クラフト:
現代のクラフト発展の道筋をつくる

横山いくこ/Editions in Craft 主宰、スウェーデン国立芸術工芸デザイン大学 (Konstfack/コンストファック)エキシビション・マネージャー
http://www.editionsincraft.com
武蔵野美術大学工芸デザイン科卒業、1995年よりスウェーデン在住。Konstfackエキシビション・マネージャーとして、同大学のプロジェクトを国際的な場で紹介している。アート、デザイン分野のキュレーターとしても活動。2009年、Editions in Craft を立ち上げた。

「クラフト本来の価値を、私たちの経験や表現に結びつけること」を目的として、活動を開始した「Editions in Craft(エディションス・イン・クラフト)」。ストックホルムのスウェーデン国立芸術工芸デザイン大学(Konstfack)でプロジェクトマネージャー、エキシビション・マネージャーとして活躍する横山いくことアートキュレーターのレネー・パッドが立ち上げた活動である。
「クラフトを単に現代的なものに置き換えることでもなく、ただ流通・消費しやすいものに調整していくプロジェクトとも異なる」活動。すでに南アフリカ共和国のビーズ細工やスウェーデンの藁細工産地におけるワークショップが実施され、ミラノサローネの際に2010年、2011年、2012年と行なわれた展示も注目され、デザイン誌のみならず国際的な新聞での紹介が続いた。注目すべきは、南アフリカ共和国の産地では、地道ながらも確実な成果が見え始めていることだ。つくる人々の尊厳にも関わる、小さいかもしれないが、重要な変化である。最新の状況をふまえながら、クラフトの健全な発展をどう実現できるのか、海外がとらえる日本のクラフト現状もあわせながら考えていく。

Ikuko Yokoyama
ケーススタディ2 2013年1月29日(火)開催 18:00〜21:30(予定)
会場:ハーマンミラーストア 丸の内

ゲスト 松崎 勉 氏
ハーマンミラーの『ギフト・コミッティ』:
企業哲学と社内ボランティアチーム

松崎 勉/ハーマンミラージャパン株式会社代表取締役
http://www.hermanmiller.co.jp/
1965年生まれ。東京大学経済学部卒業、エール大学でMBAを取得。JR東海、マッキンゼー&カンパニーを経て、国内外のグラフィックアーツ関連企業、ITベンチャーの代表取締役などを歴任。2007年、家具メーカー、ハーマンミラー社の日本法人、ハーマンミラージャパン株式会社の代表取締役に就任。

東日本大震災後、いち早く被災地支援活動を行なった家具メーカーのハーマンミラー社。石巻市で復興支援活動を始めた建築家やデザイナーを中心とする工房、石巻工房とも連携し、地元の人々が必要とする家具をつくるワークショップのほか、家具会社である同社が持ちうる技術、知識等を「復興に向かう地域に移す」想いでの活動を展開している。
その迅速な行動とその後に続く活動は、アメリカ、ハーマンミラー社が20年前から掲げる「Make a difference」のスローガンのもと、世界各地で行なってきた支援活動の実績に基づく。「ギフト・コミッティ」として予算枠を設け、甚大な被害を受けた世界各地に、各国のハーマンミラー社員から結成されたボランティアチームを派遣、力を結集して支援するしくみがあるのだ。手を挙げた社員を選抜して派遣チームを結成するプロセスや活動計画の進め方について、基盤となる同社企業哲学を交えながら紹介。企業がなぜこうした活動を続けているのか、社員に対する成果もあわせて目を向ける。

Tsutomu Matsuzaki
ケーススタディ3 2013年2月15日(金)開催 17:00〜20:30(予定)
会場:インターナショナル・デザインリエゾンセンター

ゲスト 藤原 大 氏
イントラデザイン/INTER TRAVEL DESIGN:
地域産業再生の発想

藤原 大/デザイナー、株式会社DAIFUJIWARA.代表取締役
http://www.daiand.com/
多摩美術大学デザイン学部卒業。1994年に三宅デザイン事務所入社、取締役副社長を歴任。2000年、三宅一生氏とともにブランド「A-POC」をスタート。2007年から2011年まで、ISSEY MIYAKE クリエイティブディレクターを務める。2008年に法人設立。独立してからの活動では大学等での教鞭もとる。受賞に毎日デザイン賞、グッドデザイン賞最高賞など。A-POCはニューヨーク近代美術館永久収蔵品にも選定されている。

藤原 大の創作姿勢は一貫している。クリエイションの早い段階よりリサーチを綿密に行い、テクノロジーを大胆に活用しながら多様性に富むコンセプトをつくることである。その姿勢は最終目的の成果物はもちろん、プロセスにも影響を及ぼすタイトル設定にも凝縮されたかたちで現われている。
三宅一生氏と共にブランド「A-POC」(A Piece of Cloth、「一枚の布」の頭文字からなるネーミング)を立ち上げたのは2000年。チューブ状に着分が連続して編み出される無縫製の服、言い換えると「一体成型」の衣服は、布地づくりの段階から予め完成品が設計されている。最終形を情報化して最初の段階にとり込むことで、制作現場の無駄を可能なかぎり省く。服づくりの既存のプロセスに対する革新的ともいえる発想の転換だった。
藤原が現在、力を注ぐ活動のひとつが、「国際観光デザインフォーラム」(2012年)で提唱したインター・トラベル・デザイン、通称「イントラデザイン」。ある地域に積極的に関わり、科学的視点を活かして自然環境や対象から特徴を調査、デザインとエンジニアリングや化学などのサイエンスとを融合させることにより、地域と人をつなぐ活動である。「人を楽しく」招き、観光力を持つ産業発展をもたらす「イントラデザイン」は、今後、わが国が観光産業立国として発展していくうえでの重要なキーワードとなることだろう。この回では、藤原が取り組む国内産地のクリエイティブソリューションを通して見えてきた可能性と今後の課題を考える。

Dai Fujiwara

お申込み方法
ご参加をご希望の方は、下記のいずれかの方法でお申し込みください。
1.Webエントリーフォームよりお申込み
下記リンクの「ご参加お申込みエントリーフォーム」 より、必要事項を入力の上お申込みください。

Webお申込みエントリーフォームはこちら

2.e-mail/FAXでのお申込み
「開催概要・参加申込書(PDF)」の「参加申込書」の記入欄に必要事項を明記の上、e-mailまたはFAXにてお送りください。
 ◎開催概要の詳細はこちら >> 開催概要・参加申込書(PDF)ダウンロード

お申し込み締切:2013年1月9日(水)
  *お申込み受付後、受講券と請求書をお送りいたします。
  *なお、定員になり次第、締め切らせていただきますので、予めご了承ください。
  *開催スケジュール(当日)の詳細は受講券にてご案内させていただきます。

[DMN事務局]
  TEL:03-5778-7231 FAX:03-5778-6617
  E-mail:dmn@diamond.co.jp


プロフィール
Noriko Kawakami

川上典李子さん
Noriko Kawakami
(ジャーナリスト、エディター)


株式会社アクシスにてデザイン誌『AXIS』の編集に関わり(1986〜1994年)、1994年よりフリーランスのジャーナリスト、エディター。1994年〜1996年にはドムス・アカデミー・リサーチセンターの日伊デザインプロジェクトにエディトリアル・ディレクターとして参加。現在は、『AXIS』を始めとするデザイン誌を中心に、『PEN』等の一般誌、新聞等にデザインに関する記事を執筆している。主な著書に『リアライジング・デザイン』(TOTO出版)、主な共著に『le design』(Beaux Arts)、『ニッポン・プロダクト』(美術出版社)、『WA : The Sprit of Harmony and Japanese Design Today』(国際交流基金)など。国内外のデザイナーの作品集、個展カタログへの寄稿多数。日本建築学会会員。2007年より、21_21 DESIGN SIGHTアソシエイトディレクターとしても活動中。



 
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